奇跡の軍艦 駆逐艦 春風
戦争体験と証言 渡辺 保 著
奇跡の軍艦 駆逐艦「春風」目次
発刊にあたって
序 章「春風」は如何に戦ったか
「春風」戦闘の概要
剛鋭駆逐艦春風の詩
第 一 章 駆逐艦「春風」誕生す
日清・日露及び第一次世界大戦
ワシントン海軍軍縮会議
駆逐艦「春風」竣工
同型艦の消息
第 二 章 大湊要港部所属の「春風」
大湊要港部のあらまし
大湊要港部における「春風」
第 三 章 第四艦隊事件
海軍大演習
負傷者にお菓子料下賜
「春風」と第四艦隊事件 村田益太郎
第 四 章 南支那海警備と洋上封鎖
南支那海 小見山六郎
測鉛手 疋田 孝次
或る水兵の日記 佐藤 信次
第 五 章 カムラン湾上陸作戦支援
仏領インドシナ進攻
馬公、カムラン湾陸軍輸送船団護衛記 真野目辰美
第 六 章 フイリピン・マレー方面作戦
太平洋戦争に突入
アパリ急襲 掌帆長 荒川 幸夫
第 七 章 バタビア沖海戦
「春風」始めての海戦
敵巡洋艦との海戦 電信長 梅田 旭
西部ジャワ攻略作戦 掌帆長 荒川 幸夫
第 八 章 スラバヤにて触雷
艦首部切断沈没
「春風」触雷 電信長 梅田 旭
スラバヤ触雷 電信科 森 政治
触 雷 小山藤市郎
第 九 章 「春風」の輸送船団護衛
輸送船団護衛の戦い
輸送船団護衛(一)パラオ航路
輸送船団護衛(二)台湾、比島方面航路
輸送船団護衛(三)昭和十九年七月・八月
輸送船団護衛(四)昭和十九年九月・十月
第 十 章 バシー海峡で雷撃を受く
魚雷命中 後部喪失
敵潜水艦の襲撃 機関科 中野不二夫
被雷時の通信 電信科 松木 政雄
バシー海峡の悪夢 電信科 渡辺 保
漂流十二日の航海
「春風」二度目の大修理
修理にあたって 北山 正雄
第十一章 対空戦闘
グラマンF四F、F六Fとの戦い
機銃員の戦い 大木 喜一
グラマン空襲 電信科 松木 政雄
B二十九の爆撃
第十二章「日本」本土を目ざして
珍型駆逐艦「春風」航行す 艦 長 福山 強
「日本」の土を踏むまでは
内地の「土」「空」
終 章 平和の礎「軍艦防波堤」
戦争終結
軍艦防波堤の「春風」
資料編
駆逐艦「春風」歴代艦長名簿
駆逐艦「春風」略歴
南太平洋略図
第一海上護衛隊の昭和十九年八月の現況
駆逐艦春風の昭和十九年八月の現況
初代「春風」から三代目「はるかぜ」
駆逐艦「春風」引渡目録
あとがき